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新NISA 公開

NISA口座を別の証券会社に移す手順|楽天証券⇔SBI証券の金融機関変更と、クレカ積立で気をつける時期

NISAを別の証券会社に移そうとして、いちばん多いつまずきがこれです。

「手続きしたのに、今年はもう変えられませんと言われた」

原因はたいてい、その年のNISAで1回でも買い付けていたこと。クレカ積立は毎月自動で買うので、気づかないうちに条件にひっかかるんですよね。

この記事では、NISAを楽天証券からSBI証券へ、またはSBI証券から楽天証券へ移す「金融機関変更」のやり方を、公式サイトの情報をもとに順番にまとめます。

そもそも「NISAを移す」って何が移るの?

まず知っておきたいのは、今持っている投資信託は新しい証券会社に移せないということです。

移るのは「これから買うNISAの枠」だけ。元の証券会社で買った商品は、売らなければ元のNISA口座で非課税のまま持ち続けられます。なので、変更したあとはしばらく「古い分は元の証券会社、新しい分は新しい証券会社」という形になります。

変更は年単位です。同じ年に2つの証券会社のNISAで買うことはできません。

NISA口座が1人1つだけ、という話はNISA口座は1人1つだけ|楽天証券とSBI証券を使い分けるやり方でも書いています。

手続きは4ステップ

今の証券会社で変更を申し込み、勘定廃止通知書を受け取り、新しい証券会社に提出して、積立を設定し直す4ステップ。受付は前年10月1日からで、1月の初回買い付けより前に終えるのが目安

流れはどの証券会社でもほぼ同じです。

  1. 今の証券会社で「他社へ変更」を申し込む
  2. 「勘定廃止通知書」(または「非課税口座廃止通知書」)を受け取る
  3. 新しい証券会社に、通知書の内容と本人確認書類を出す
  4. 変更が終わったら、新しい証券会社で積立を設定し直す

新しい証券会社の口座がまだないなら、口座開設の申し込みと一緒にNISAの変更も申し込めます。

楽天証券からSBI証券へ移すとき

楽天証券でやること

楽天証券にログインして、NISAの金融機関変更(他社へ移す)の手続きをします。ここで出てくる勘定廃止通知書が、次のSBI証券で必要になります。

SBI証券でやること

口座がない人は、口座開設の申し込みで「他社から乗り換える」を選びます。すでに口座がある人は、ログインしてNISA口座の開設手続きへ。勘定廃止通知書はWebで内容を入力するか、郵送で出します。あわせて本人確認書類も必要です。

SBI証券の口座開設そのものの流れは、SBI証券の口座開設の流れにまとめています。

SBI証券から楽天証券へ移すとき

SBI証券での手続き

ログイン後、「My設定」→「お取引関連・口座情報」→「NISA」→「他社への変更手続き」から申し込みます。勘定廃止通知書は、電子交付なら受付から2〜3営業日ほど、郵送なら5〜6営業日ほどで届きます。申し込んだあとのキャンセルはできません。

楽天証券での手続き

楽天証券は、他社からの変更をWebで完結できます。廃止通知書の内容を入力して、マイナンバーカードなどの本人確認書類をアップロードすれば申し込み完了です。

※2026年9月28日に楽天証券・SBI証券の公式サイトで確認

いつまでに手続きすればいい?

金融庁のルールでは、変更の手続きができるのは変更したい年の前年10月1日から、その年の9月30日までです。ただし、その年に今のNISAで1回でも買っていたら、その年分は変えられず、翌年からになります。

実際には、証券会社ごとに受付の締め切りがもう少し早めに設定されています。2026年分について公式サイトに出ていた日付をまとめるとこうなります。

2026年分の受付2027年分の受付
楽天証券 → 他社9月14日で終了(9月15日〜30日は手続き不可)10月1日から
他社 → 楽天証券楽天証券に口座ありは9月29日まで【要確認】
SBI証券 → 他社1〜9月の申し込みはその年分(その年のNISAが未使用の場合)10〜12月の申し込みは翌年分

※金融庁・楽天証券・SBI証券の公式サイトで確認(2026年9月28日時点)。受付期間は年によって変わることがあるので、手続きの前に各社のページで確認してください。

今日の時点だと、2026年分はほぼ締め切りなので、これから考える人は「2027年から移す」前提になると思います。

クレカ積立をしている人がいちばん気をつけたいこと

ここがこの記事でいちばん伝えたいところです💡

翌年から移すつもりでも、翌年1月の最初の買い付けが元のNISAで入ってしまうと、その年はもう変更できません。そうなると、変更はさらに1年先になっちゃいます。

たとえば楽天証券のクレカ積立は、12日までの設定が翌月の積立に反映され、買い付けは毎月12日です(2024年8月25日以降に設定した場合)。つまり、何もしなければ1月12日ごろに2027年分の買い付けが入ります。

対策としては、この2つのどちらかです。

  • 1月の買い付けより前に、変更の手続きを全部終わらせる
  • 間に合わなさそうなら、元の証券会社のNISAの積立設定を、12月の締め切りまでに止めておく

それと、積立の設定は新しい証券会社に引き継がれません。変更が終わったら、新しい口座でクレカ積立を設定し直す必要があります。これを忘れると「移したのに何も買われていない」月ができるので要注意です⚠️

各社の締め切り日や買い付け日は、クレカ積立の締め日・買付日・引き落とし日まとめに図でまとめています。

変更する前に考えておきたいこと

移す理由として多いのは、「ふだん使っているカードのほうがクレカ積立のポイントが多い」というケースです。楽天カードをよく使うなら楽天証券、三井住友カードをよく使うならSBI証券、という組み合わせが基本になります。

ただ、ポイントの還元率は変わることがありますし、元の証券会社に古い分の投資信託が残るので、口座を2つ見ることになります。そこまで含めて「それでも移したいか」を考えておくと、あとで迷いにくいです。

楽天証券とSBI証券の違いは、楽天証券とSBI証券、両方使ってみた本音比較も参考になると思います。

さいごに

NISAの金融機関変更は、手続き自体はそこまで難しくないです。

難しいのは「時期」のほう。10月に受付が始まって、翌年1月の最初の買い付けまでに終わらせる。これさえ押さえておけば、1年待たされることはまずありません🙌

移し先の口座がまだないなら、先に口座だけ作っておくと、手続きがスムーズに進みます。

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